ダイエットのボトルネックを探す

こんにちは!表参道パーソナルジム-PlusOne代表の田村です。

 

トレーナーをしていると絶対ある質問の中に、

『最近アイス食べてしまうんですよね』

『お菓子がやめられなくて、、』

 

があります。私もアイスや甘いもの大好き人間なのでこういう方達の気持ちは良く分かります。。

私なんてケーキ食べながらビール飲むのが好きですからね。。笑

 

え?その組み合わせ合うの?と思っている方は是非お試しいただければ!

海外なんかではチョコテイストのビールがあるくらいなんですよ!

 

でも私はビールはビール。甘いものは甘いものと分けたい派です。

ご飯と納豆があってもご飯の上にかけるのが根本的に嫌なので別々に食べます。

(栄養学上、納豆は熱に弱いので別々の方がいいのですが、、)

 

そんな事はさておき、

そういう時に皆さんはどう返しますか?

『我慢ですね!』

『ご褒美にしましょう!』

 

などいろいろな返答があると思います。

でもきっとそれではまた食べてしまうんですよね。

 

私が思うにこれは単なる事象にすぎないと思います。

どういうことか、他に主たる原因があるということです。

 

それを『ボトルネック』と言います。

ビジネス用語で使われる言葉なのですが、

ボトルネックとは、瓶の首が細くなっている部分を指す「bottleneck」に由来し、ワークフロー(業務の一連の流れ)のなかで、業務の停滞や生産性の低下を招いている工程・箇所のことを指します。

ボトルネックを省略して、「ネック」と呼称することもあります。(引用)

 

とあり簡潔に言うと、

全体に影響するレベルの問題要因で最も問題視される箇所

 

のことを言います。

 

私は以前の職場の上司に『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』

という本を薦めてもらい、この言葉を知りました。

1984年初版でその後続編が出るほどのベストセラーです。

この著者のイスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラットは、「本作の日本語翻訳を2001年まで許可しなかった」という逸話を残したらしく、それは部分最適の改善にかけては世界で超一級の日本人に全体最適化の手法を教えてしまったら貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥るかららしいです。。

めっちゃ日本人のことを当時から理解してる方ですよね。

 

ちなみに割と分厚い本なので読み始めると長いです。興味ある方は是非。笑

 

話を戻します。

例えば今回のアイスで言うと、

『アイスを食べた!』

『甘いものがやめらない』

は全体の中の最後の部分で『結果』なんですよね。

ということはその今までの中に問題があります。

 

意外とアイスとか甘いものって夏より冬の方が食べたくなりませんか?

私はそこに着目しております。

 

結果食べるということは、それまでの意思判断の中に同じような作業が知らず知らずに隠れている場合がございます。

例えば、ブラックコーヒー。皆さん普通に飲むと思うのですが冬になるとホットにするので少しミルクで薄める方も多いかと思います。

 

このミルク皆さん普通に入れると思うのですが、まずこういう判断が増えている可能性があるんですね。

ミルクは中毒性も高いので気づくと他の乳製品に手を出している可能性があります。それがアイスや甘いものに繋がるんですね。

 

なので例えばこのコーヒーにミルクを入れるのをやめたり他の飲み物に変えるだけで意外と夜のアイスをやめられる可能性があります。

 

よくスタバで買ってしまうという方は是非通勤のルートを少し変えて視界に入らないようにしましょう!

それだけで自然と人間は欲しなくなります。

 

あとはパン好きの方。

もう聞いてわかると思いますがバターが普通に塗られてますよね。

今はパンを食べることがダメ!というよりパンに塗ってあるバターがダメ!

ということなのです。

 

そして気づかずに何個も何個も食べるとこれまた大変。

習慣的にそういったものを食べたくなります。

 

実は人間は知らず知らずでこのようなことを繰り返しております。

かと言って無理やり制限しようとすると、それがストレスとなり逆に抑えられなくなってしまうという負のスパイラルにハマってしまうのです。

 

なのでまずはボトルネックがどこなのかをしっかりと探す作業が大事です。

『最近こんなの多く買うようになったなー』

『これ多く飲んでるな』

『無意識にそこに足が向かってるなー』

 

など人それぞれ様々な問題はあるかと思います。

もし分からない方はレシートなどを見返してもいいかも知れませんね。

 

またトレーナーはこういうところまでいろんな話の中から手探りで探っていくことが大事です。

それこそが本当のパーソナルトレーニングだからです。

 

ただ単に『アイスやめてください!』『その分消費カロリーを高めましょう!では今日はきつめでやりますね』

でも良いんですが正直パーソナルの意味を成さなくなってきます。

 

本当にその方のパーソナルトレーナーになるには、しっかりと話を聞いた上で提案しなくてはいけません。

しかし最近思うのはもしかしたらそういう提案の仕方やコミュニケーションの取り方がそもそも分かってないし誰からも指摘されたことがないのでは?とも思うようになりました。

 

会社員としてパーソナルをやらない限りは自分のセッションの評価をしてくれるのはお客様だけですし、お客様の評価は続けるかやめるかなのでもし辞めてしまったらもう答えは聞けません。

 

だからこそ12/20(火)21:30~

『お客様と創る接客術 ~正解のない問題はこう立ち向かえ~』

を行うのです。

 

皆さんが今どんなセッションでどんな伝え方をしているかは正直分かりません。

でもきっと受けると多くのヒントが隠されていることは間違いないし、改めて自分の提案の仕方だったりコミュニケーションについて見直すきっかけになると思います。

 

しかも昨年度は勤めていたパーソナルジムで約1800セッションで指名率95%。

5月に開業したジムでも現在すでに100セッション以上をゆうにこなしているので多少説得力はあるかと思います。

 

まだまだ募集中ですので是非ご連絡くださいね!